いなだ鍼灸庵の徒然なるままに

院長 いなだやすと の日常です。 ちょっと頭の中を覗いてやって下さい。

自分探しの旅

自分の人生を決めるときに、“憧れの人”が目標となることは多いと思います。

運良くその憧れの人が先生や師匠、先輩などになって、教えを請えたら充実した人生になるでしょう。

でも、“憧れの人になろうとする”のは間違いだと僕は思っています。

非常に失礼な言い方ではありますが、その先生や師匠、先輩などを“物差し”にするべきだと思うのです。


例えば走攻守揃ったイチロー選手に憧れて野球を始めたとします。

頑張って練習して上手くなって、マリナーズに入団することができました。

そしてイチロー選手の凄さを自分の肌で感じた時、「絶対にかなわない」と思う部分があるはずです。

しかし同時に、イチロー選手より優れた部分が自分にもあることに気づくはずです。

それは例えば投げる球の速さやコントロールの良さだったとしましょう。

イチロー選手より球速やコントロールで優れている人間が、イチロー選手と同じように走攻守揃った外野手で年間安打数世界一を目指すことは正しいとは言い難いと思います。

それよりは優れた部分を活かして、ピッチャーになる方がよっぽど活躍できるのではないでしょうか。


一流と呼ばれる人を物差しにする。

一流の人よりも優れている部分を活かした人生を送れば、より世の中に価値を提供できる人間になれると思います。


例え一流が相手ではなくても、

「あの人よりも自分のここが優れている」

というように、全ての他人を物差しとした時に、“自分が見つかる”のではないでしょうか。


インドを旅するのもいいですが(それを否定するワケじゃありません)、最終的に「自分は自分の中にある」というのが僕の考えです。


自伝 失明する前にできる事
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