いなだ鍼灸庵の徒然なるままに

院長 いなだやすと の日常です。 ちょっと頭の中を覗いてやって下さい。

症例紹介…原因不明の痛み

線維筋痛症

全身に痛みが生じる病気である。原因は不明であり、通常の医者が行なう血液検査では異常が現れない。また、治療法も確立されていない。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


病院にいってもどうにもならない。

だからといって、常に「痛み」に悩まされているのをほおっておくこともできない。

僕のところにきている患者さんは、自殺すら考えています。


僕には、このような病気は東洋医学的視点からアプローチするしか手段がありません。


このような病気は、「陰病(いんびょう)」といい、病の起こりは無症状から始まるので、症状が出たときにはかなり進行しているのです。

だから治癒にはそれ相当の時間がかかります。


症状は、関節痛、その関節に不随する筋肉の自発痛。カラダのだるさ。寝付けない。食欲不振。

以上を分析すると、「脾土(ひど)」の変動によるものでした。


関連する経穴(ツボ)、

中脘(ちゅうかん)、章門(しょうもん)、太白(たいはく)、豊隆(ほうりゅう)、脾兪(ひゆ)、胃兪(いゆ)。

これらに鍼、お灸をしました。


さきほども書きましたように、時間をかけて発症した病は治るのにも時間がかかります。

また経過も予測しづらい。

とにかくできることをやるしかないんです。

あとは患者さんの生命力(自然治癒力)にかけます。



まだ治療を初めて間がないので変化はそれほどでていません。

良い報告をさせてもらいたいものです。がんばります。


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